めっちゃ途中だけととりあえず上げます。
半身
- 棒立ちにならない(腰を落とす)
- 膝を緩める
- 手刀をつくる
- 背筋・首筋をのばす
最近の持論だが、「膝を緩めつつ腰を落とす」ためには、ふとももの筋肉(大腿四頭筋およびハムストリング)に力を入れてはいけないように思う。ではどうすればいいかというと、お尻の筋肉(大臀筋)に力を入れる。お尻の筋肉に力を入れつつ体の力を抜くと、腰が自然と落ちてちょうどいいところで止まる。また、膝についているふとももの筋肉を使わずに、腰を落とした状態を維持できる。
ということに夏合宿で先生の受けを取ったら大臀筋が筋肉痛を起こして思った。
転身
仁王立ちみたいに足を大きく動かす
転換
- 自分の腕は自分の中心からずらさない。
- 一歩入った時、自分の腕が自分の中心になるよう体を調整する。腕はつかまれた位置から動かさない(というか動かせないのを想定する)。
- 転換はきっちり180度
- 猫背にならないように
- 一歩入りつつ小指を自分のほうに向ける(さらに言えば相手の腕の延長線に自分の小指が乗るように)
- つかまれた腕は気にしない
横面打ち
転身の捌きは手を上下させる。大きく足動かす。
入り身の捌きは受けの肘に手刀を当てる。きちんと勢いが乗る前に捌く。振り上げと同時に入るくらいの気持ち。
諸手取り
腕を水平にして転換する方は、自分の腕が常に自分の中心になるようにして転換する。
振り上げて転換する方も正中線上で振り上げ、振り下ろし動作ができるように。また、振り上げと転換は同時。
諸手の振り上げて転換の捌きは、四方投げのみ引っ掛けて行う
立ち呼吸法
- 片手取り立ち呼吸法: 正面で投げる
- 交差取り立ち呼吸法: 相手を導いて投げる
- 両手取り立ち呼吸法: 片手と同様
- 諸手取り立ち呼吸法: 接点を活かして投げる
- 後ろ両手取り立ち呼吸法: 接点を活かして投げる
- 正面打ち立ち呼吸法: 正面打ちは振り切るつもりで打ち込む。表は相手をいなして投げる。裏は勢いが乗る前に止めて投げる
- 横面打ち立ち呼吸法: 片手と同様
- 突き立ち呼吸法: 捌きは腕を滑らせるようにして。
四方投げ
- 脈部をつかんで極める。
- 手は額の前で。
投げる時は相手の手首をひねらずそのまま投げる。
片手取り四方投げ: 二歩入って投げる
- 交差取り四方投げ: 一歩で投げる
- 両手取り四方投げ: (転身・そのまま・振り上げて転換)
- 諸手取り四方投げ: (ひっかけて転身・振り上げて転換(諸手の転換の捌きは四方投げのみ引っ掛けて行う))
- 肩取り面打ち四方投げ: 導いて転換
- 後ろ両手取り四方投げ: 捌いたら掴んで投げる
- 正面打ち四方投げ: 捌きは手刀で斬り下ろして行う。
- 横面打ち四方投げ: (転身・入り身)入り身のほうは受けの腕を斬り下ろしてから脈部をつかむ。
- 突き四方投げ:
- 半身半立片手取り四方投げ: 表は相手に近い足から一歩入って転換。このとき、きちんと正座になる(膝を立てない)。その後1歩出して投げる(ただし身長差などの関係でそのまま投げることもある)。 裏は相手に遠い足から裏に入って転換。このときも正座。そして相手に近い足を一歩出して転換。ここも正座。そして一歩出して投げる(ここも出さなくてもいい)。 受けは足を動かさないで受ける。
- 半身半立両手取り四方投げ: 表は相手に近い足から一歩出す。転回しつつ立ち上がったら四方投げ。裏は相手に遠い足から裏に一歩入る。そして転換しながら立って四方投げ。
一教
一教は四方投げと並んで特に重要な技。開祖も「一教と四方投げを見ればその人の実力がわかる」といったとかいってないとか(ソースが紛失した)。
- 裏は受けの肘を下にさげるように体重をかける。
- 最近になって植芝先生が「二教で取ったら持ち替えなくていい」という指導になったのでそれで行くこととする。昔は持ち帰るよう指導されていた。
- 固めるときはかかとを揃える。また、お尻が浮かないように。
歩数は2歩を目安に行う(身長差に合わせて3、4でも可)。足数が多いと見栄えもしないし勢いもつかないから。
正面打ち一教: 基本。表も裏も斬り下ろしてからつかむ。表は相手が振り上げた瞬間に入って、勢いが乗る前に捌く。裏は勢いが乗っていてもさばける。
- 横面打ち一教: 表は転身、裏は入り身で練習するが、どちらの捌きでも表裏できる。転身したら相手の腕を切り上げるようにして捌く。裏は相手の肘を抑えていない手で外から切り下ろす。
- 突き一教: 転身で捌く。
- 片手取り一教: 激ムズ。接点が1点しかないので捌きを丁寧に行う。裏は後ろ足を前足に引き寄せつつ当身してから一歩出す(継足)。その後二教で取って一教をかける。
- 交差取り一教: 腕を切り上げて捌く。
- 両手取り一教: 当身転身で捌く。
- 諸手取り一教: (腕を切り上げて・振り上げて転換)振り上げ転換の受けは手を離さないように。
- 肩取り一教
- 肩取り面打ち一教
- 後ろ両手取り一教
- 後ろ両肩取り一教
入り身投げ
「すべての技は四方投げと入り身投げから派生している」といわれるくらい重要(これもソース紛失した)。
- 肩口に引き寄せる
- 首は最後までつかむ。
- 手と足を同時に動かし、体で投げる
- 入り身と転換はスムーズにつなげて行う
- 崩しは相手を後ろへ引くように
入り身したときの相手との間合いを適切に
片手取り入り身投げ: (手を斬る・当身転身)
- 交差取り入り身投げ: (導き・切り上げ)導く捌きは、受けは手をつかないで。
- 両手取り入り身投げ: (当身転身・手を斬る)
- 諸手取り入り身投げ: (切り上げ・水平転換・振り上げて転換)
- 後ろ両手取り入り身投げ: (切り上げ・そのまま) そのままの方は「相手が両手をつかむ前に捌かないと使いものにならない」らしい。
- 正面打ち入り身投げ: 打ち込みをきちんと振り切る
- 横面打ち入り身投げ: (切り上げ・肘を押す・相手の表で転換) 三種目は一・二種目と同じように手を振り上げて投げる
- 突き入り身投げ: (その場で・入り身して) その場のほうは肩口に引き寄せて投げる
- 半身半立正面打ち入り身投げ: 受けは崩された時膝をつく。取りは投げる時は足を出さず腕だけで投げる。
- 座技正面打ち入り身投げ: 受けは崩された時膝をつく。取りは投げる時腕だけで投げる。
二教
バリエーションが多い技。斎藤先生の書いた本には胸取り二教が8種類近く載ってたはず。
- 二教を取って前進するとき(正面打ちを斬り下ろして掴んで前進するとき)、きちんと二教を極めて前進する。
- 「二教を極める」というのは、手首の運動の二教のようにとったら手首を外旋する方向に力をかけること(裏の鎖骨に当てるやつを思い出してほしい)。この極めが甘いと前進しても意味がない。
- 裏は鎖骨に相手の腕を当てて、受けの親指が取りの体から離れないように密着させる。また、このとき相手の手首のあたりをつかむ(肘極めのような感じで二の腕と二の腕が交差する感じ)。
裏は受けの肘に手刀を当てる方法と、受けの手首あたりをつかむ方法がある。これは前者で始めて、後者に移行するのがいいと思う(夏合宿前には矯正する)。
片手取り二教
- 交差取り二教: 裏が特殊。
- 両手取り二教
- 諸手取り二教
- 肩取り二教
- 肩取り面打ち二教
- 後ろ両手取り二教
- 後ろ両肩取り二教
- 正面打ち二教
- 横面打ち二教
- 突き二教
小手返し
小手を極める
これはそこまで取り方による違いはない。
- 片手取り小手返し: (手を斬る・当身転身)
- 交差取り小手返し: (そのまま掴まれてない手で掴んで)
- 両手取り小手返し: (手を斬る・当身転身)
- 諸手取り小手返し: (振り上げて転換(表裏)) 裏は転換の勢いで投げる。
- 肩取り面打ち小手返し: 転換で導いて、使ってない手で相手の小手をつかむ
- 後ろ両手取り小手返し: (表裏)
- 正面打ち小手返し: (そのまま)
- 横面打ち小手返し: (表裏)
- 突き小手返し: (そのまま)
- 半身半立正面打ち小手返し: 捌いて小手を掴んだら、前足の膝を軸にして足を180度開く。今度は後ろ足の膝を軸に180度開く。これで捌きは終わり。
回転投げ
- 相手の裏三角に入る
- 受けは勝手に手を離さない
- 表は体で投げる。腕と足は同時に。相手の顔を蹴るように進む
裏は転換の勢いで投げる。きちんと自分の足を相手の裏三角に一歩だしてから転換して投げる(裏三角に入れないと相手が受け身を取ったときにぶつかる)。
片手取り内回転投げ: 相手とスレスレで入る。入り身のときは腕の力は抜いておく。切り落としは手首を巻き込む。
- 片手取り外回転投げ: 手刀を使って相手を切り落とす。足はひたすらまっすぐ進める。
- 両手取り回転投げ: 片手の内回転の要領で投げる。
- 諸手取り回転投げ: 振り上げて転換して、相手の腕を巻き込むようにして捌く
- 肩取り面打ち回転投げ: たぶんできる。
- 後ろ両手取り回転投げ:
- 正面打ち回転投げ: 打ち込みの勢いを利用して捌く。ただし受けは勢いそのままに前のめりにならないよう気をつける。打ち込みを一教のように交差させて止め、もう片方で斬り下ろしつつ受け止めた手で首を掴んで捌く。
- 横面打ち回転投げ: メインは入り身して捌くもの。転身するバージョンも存在する。
- 突き回転投げ: 入り身で捌いたら捌いた手でそのまま受けを崩す。
呼吸投げ
天秤投げは相手を吊り上げて投げる。身長差があるときは肘を攻める
- 片手取り呼吸投げ(4つ): 螺旋で投げる。内回転は当身、一歩入って転回したらそのまま投げる。外回転は転換したらそのまま投げる。4種目は腕を返してつっぱらせて、肘をとったら返した腕を利用して投げる。
- 交差取り呼吸投げ(天秤): 四方投げのように掴んで肘を極めて投げる。
- 両手取り呼吸投げ(5つ): 1つ目、2つ目は前足の方の手を横、もう片方を立ててスペシウム光線にして転換。1つ目はそのまま前へ投げる。2つ目は相手の表へ入ってしゃがみこんで投げる(このとき正座になる)。3つ目は振り上げて転換して天秤。4つ目は前足の手を背中に、もう片方を振り上げて相手の表に一歩入って転回。その後振り上げた腕を振り下ろして投げる。5つ目は前足を引いて自分の上を通すように投げる。
- 諸手取り呼吸投げ(3つ): 1つ目は転換投げ。2つ目は腕を平行に振って転換して、相手の表に入って両手つかんで投げる。3つ目は腕を振り上げて転換して天秤投げ。
- 後ろ両手取り呼吸投げ(1つ): おもいきりしゃがんで投げる
- 後ろ両肩取り呼吸投げ(1つ): 後ろ両手に同じ
- 正面打ち呼吸投げ(天秤と1つ): 正面打ちを振り切る。一教のように接点作ったらそのまま投げる。
- 横面打ち呼吸投げ(天秤と1つ): 脇の下に手をつっこんで投げる
- 突き呼吸投げ(天秤)
隅落とし
裏三角に落とす
- 片手取り隅落し: 裏は自分の腕を自分の中心から外れないようにして転換
- 正面打ち隅落し: 四方投げの要領で捌く
- 横面打ち隅落し: 四方投げの要領で捌く
天地投げ
両手取り天地投げ
肘極め
突き以外もあるけど突きしかやらない。
- 突き肘極め: 突きを捌いたら、捌いた手で相手の手のひらから掴む。そのまま相手の腕を巻き込みつつ転換。そして足を90度前に出して相手と自分の体の位置を調節。腕のひねりが足りないと効かないので注意。
十字絡み
十字にからめて投げる。絡めながら投げるのが理想形。前足の方の手は、流し受け身でも飛び受けでも離さない。離すと頭から落ちるのでガチ危険
- 諸手取り十字絡み: そのまま・腕水平転換がメイン。振り上げて転換もあるけどほぼやらない。
- 後ろ両手取り十字絡み
- 後ろ両肩取り十字絡み
腰投げ
- 相手の腕をつっぱらせて投げる。受けは腕を脱力させる必要がある。
- 足は揃える。半身で投げない珍しい技。
- できるだけ腰を低くして投げる。
- 相手の体と自分の体が直角になるように。
身長差が25cm以上あるとかからない
片手取り腰投げ
- 両手取り腰投げ
- 諸手取り腰投げ
- 後ろ両手取り腰投げ
- 後ろ両肩取り腰投げ
- 正面打ち腰投げ
- 横面打ち腰投げ
- 突き腰投げ
合気落とし
- 四方投げの要領で掴む。相手の腕を自分の肩にかけるとこまでは共通。
- 表は立ち呼吸法でそらして足を持ち上げる。表は横受けの練習としても使える。
裏は立ち呼吸法みたいなのでそのまま裏へ落とす。
片手取り合気落とし: 一番カンタン。というか道場ではこれくらいしかやらない。
腕伸ばし
三教で掴んで、持ち替えたら引っ張って固める。詳細不明。
- 突き腕伸ばし
袖投げ
突き以外でもできそう(片手で、入り身投げみたいに入ればいけそう)。
- 突き袖投げ: 捌いたら袖を掴んでぐるんと投げる。
三教
- 後ろ両手から教え始めることが多い気がする。
- 初心者にかけると結構痛いらしいので、新歓で披露するときは気をつける。
- 手首をまっすぐにして、まっすぐのまま回す。うまく効くと肘、肩が極まる。自分でも肘までは極めることができるのでたくさん練習するといい。
- 受けの肘、肩を直角にする(ロボットダンスのポーズみたいな)。
- 極めたらそのまま突き上げてやるとかなり効く。
- 手の大きさも関わってくるので、手が小さい人が手の大きい人にかけるときなど研究するべし(手が大きい人は正直誰にでもかけられる)。
- 表も三教を極めてないと当身にならないので疎かにしない。
- 裏は三教を極めて、それが抜けないようにして受けの腕を振り下ろす。べらぼうに難しいので練習すべき。
裏は三教をかける→振り下ろす方法から始めて、かけながら振り下ろすように変化させると良さげ。こうすると三教をかける意識がちゃんと身につく。
後ろ両手取り三教:
- 後ろ両肩取り三教:
- 正面打ち三教
- 横面打ち三教
- 突き三教
- 片手取り三教
- 交差取り三教: 裏が特殊。まず掴まれてない腕で相手の小手を三教で取る。そしたら二歩で相手の裏へ入って転回する。転回しながら三教をかける。
- 両手取り三教
- 諸手取り三教
- 肩取り三教
- 肩取り面打ち三教
四教
- バレーボール経験者には効かないらしい。今の現役にバレーボール経験者がいないので真相は不明。
- 人によっては全く効かないことがある。
表・裏で掛け方が違うのは相手を動かしたい方向が違うから(表は前へ、裏は相手を回したい)。それを念頭に置いて四教が解けないように固めるまで掛け続ける。
片手取り四教
- 交差取り四教
- 両手取り四教
- 諸手取り四教
- 肩取り四教
- 肩取り面打ち四教
- 後ろ両手取り四教
- 後ろ両肩取り四教
- 正面打ち四教
- 横面打ち四教
- 突き四教
五教
- 松浦先生(七段)とも話したが、「実際には相手の手が開くことなんてまずない」技。
相手の親指のところを絞る感じで押す。
正面打ち五教
- 横面打ち五教
絡み二教
- 片手取り絡み二教
- 交差取り絡み二教
- 両手取り絡み二教
- 諸手取り絡み二教
- 肩取り絡み二教
- 肩取り面打ち絡み二教
- 後ろ両手取り絡み二教
- 後ろ両肩取り絡み二教
- 正面打ち絡み二教
- 横面打ち絡み二教
- 突き絡み二教
一教投げ
正面打ちが多い。他の取り方もできる。
- 正面打ち一教投げ
三教投げ
後ろ両手が多い気がする。交差はやりやすい。
- 片手取り三教投げ
- 交差取り三教投げ
- 両手取り三教投げ
- 諸手取り三教投げ
- 肩取り三教投げ
- 肩取り面打ち三教投げ
- 後ろ両手取り三教投げ
- 後ろ両肩取り三教投げ
- 正面打ち三教投げ
- 横面打ち三教投げ
- 突き三教投げ
一教返し
偶数代は一教返し、奇数代は絡み投げと呼んでいたが、最近は奇数代も一教返しと呼んでいる。
- 片手取り一教返し
- 交差取り一教返し
- 両手取り一教返し
- 諸手取り一教返し
- 肩取り一教返し
- 肩取り面打ち一教返し
- 後ろ両手取り一教返し
- 後ろ両肩取り一教返し
- 正面打ち一教返し
- 横面打ち一教返し
- 突き一教返し