ジャズを投げつけろ

合気道はじめたばかりの若輩者が日々学んだことをぶちまける日記

夏に合宿をして気づいたポイント

をよく忘れるのでここにメモとして残しておく。そのうち必要なくなるだろうけど。

  • 一教の裏の取り。受けの肘が上がったら負けるから、体重移動を駆使して受けの肘を下にさげるようにかける
  • 一教の表・裏の取り。前に進みながら(転換しながら)斬り下ろすのではなく、斬り下ろしきってから進む(転換する)(腰の力を乗せやすい)
  • 立ち呼吸法の取り。受けの肘を上げるように手刀を切り上げる。また、受けの脇を開けるようにやる。自分の中心で切り上げるのがポイント。

同期がいるということ

今回はゆるふわな感じの記事です。

みなさんは「自分の技を受けてみたいな〜」「自分に技かけてみたいな〜」と思ったこと、ありませんか?10000回くらいありますよね?僕も毎分おもってます。

さて、そんなとき、実は自分とやる方法があります。それは「同期と一緒に稽古する」というものです。同期とは稽古日数が近いので、進度もだいたい一緒くらいです。自分が悩んでいるところは相手も悩んでいるし、自分ができるようになると相手もできるようになります。コレ、もはや自分自身と呼べるのではないでしょうか?…まあ、やや冗談も混じってますが、けっこうマジメにそう思ってます。

さて、そんな「同期」が一番カンタンに手に入る環境をご存知でしょうか?それは「学校の部活」です。学校の部活は4月に新歓を行うので新入生は同時に入ることになります。そのため、進度は完全に一致します。特に合気道は子供の頃からやっているという人があまりいないということもあり、高校や大学から入った場合も横並びの場合が多いです。

学校の部活で得た同期は貴重だね、という話でした。「自分と稽古日数が近い」同期がほしかった…

「柔よく剛を制す」が、「剛よく柔を断つ」ともいう。あなたはどちらが欠けている?

「柔よく剛を制す」は聞いたことがある人が多いと思います。「力のない者が技術で相手を倒す」というものです。しかし、この言葉には続きが有り、「剛よく柔を断つ」という言葉が続きます。こちらはあまり知られていないのではないでしょうか。

合気道にも筋トレが必要

「剛よく柔を断つ」というのは文字通り「力で技術を上回り、技術のある相手を倒す」ということです。「合気道に筋トレはいらない」という人はおそらく前者を盲信してしまっているのだと思います。本部道場の師範が体格がいいことからもわかるとおり、合気道でも「剛」は大切な要素です。「剛」も「柔」も兼ね備えた合気道をめざすのが健全なのではないでしょうか?

「試合がない」ということがもたらす自在性とその危うさについて

合気道には試合がありません(ここの話は掘り出すとめんどいのでそういうことにしてください)。つまり「勝ち負け」がありません。これがすごく大変なことだなぁ、と最近思っているので記事にしようと思います。

「正しい」合気道を教えることは難しいのではないか?

試合がある武道、たとえば柔道、たとえば剣道。これらには「こうした方が勝てる」「こうすると負けない」という「正しさ」があります。もちろん体格差などがあるので「これが絶対」というのはないと思いますが。しかし、合気道にはそもそもそういった「正しさ」がありません。「試合に勝てる剣道」「相手を倒せる柔道」のような概念がないのです。試合がないですから。

この「試合がないゆえに技に対する価値観を一つに定めることができない」ところに合気道の異色さが現れているように思えます。そのため「相手を思いっきりぶん投げてストレス解消するため」「ダイエットのため」「健康のため」「護身術のため」「カッコイイ演武をするため」「実践的な稽古がしたいため」などさまざまな目標を設定することが可能です。それ故に、「その人の目標にあった動きかどうか」という価値観以外は存在しえません。

もちろん合気道には「規範」があります。「規範こそが全てだ」という価値観もあるでしょう。ただ、本部道場の師範でさえ十人十色の合気道をしており統一がなされておりません。規範から大幅に外れたものはそもそも合気道と呼べないとは思いますが、ちょっと外れたくらいならいい、むしろ外れない方が難しいと思います。それは道主先生と自分の体格が違う・関節が違う・そのときそのときの受けとの体格差によってそもそも技を変えないといけないためです。結局、「完全完璧に規範に合わせる」ことはそもそも不可能なのです。道主先生自身ですら(受けが常に同じ人なわけがない)。

(道主先生や植芝先生がどのような目標のもとにご自身の技を構築しているのか教えていただきたいなぁ)

「合気道らしさ」を教えるべきだが…

各人が各々で合気道を作り上げていくと、結果として「誰も合気道ができなくなる」んじゃないか、とたまに不安になります。ここまで主張してきたように、他の試合のある武道と違って「こういう動きが正しいからこうしなさい」と確固たる価値観を持って教えることができないからです。「こういう動きもある。しかし、今の稽古の目的に合っているのはこの動きだからこうしたほうがいい」という次元まで理解しながら指導にあたるのは中々骨が折れます。しかも、一学生風情(僕のこと)がそんなことを完璧にできるでしょうか?残念ながら難しいのが現状だと思います。というか不可能です。

ここからは僕の考えですが、「合気道らしいかどうか」というのは、全ての目標の根底にある価値観ではないでしょうか?つまり、「合気道らしい」動作を正しく理解し、それをまずは教える。各人の目的に合った動作を教えるのはその後。こうしたほうがいいのではないでしょうか。

また、「合気道らしい」動作というのは、おそらく「相手を倒せる」「見た目が派手」な動きではないと思います。それらは「目的に合った動作」に入ると思います。わかりませんが。

まとめ

指導をしながら「今の自分は果たして正しいことを教えられているのだろうか?」と疑問になってしまったので書きました。あまりまとまってなかったとおもいますが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

技のポイントとか指導方針まとめ

めっちゃ途中だけととりあえず上げます。

半身

  • 棒立ちにならない(腰を落とす)
  • 膝を緩める
  • 手刀をつくる
  • 背筋・首筋をのばす

最近の持論だが、「膝を緩めつつ腰を落とす」ためには、ふとももの筋肉(大腿四頭筋およびハムストリング)に力を入れてはいけないように思う。ではどうすればいいかというと、お尻の筋肉(大臀筋)に力を入れる。お尻の筋肉に力を入れつつ体の力を抜くと、腰が自然と落ちてちょうどいいところで止まる。また、膝についているふとももの筋肉を使わずに、腰を落とした状態を維持できる。

ということに夏合宿で先生の受けを取ったら大臀筋が筋肉痛を起こして思った。

転身

仁王立ちみたいに足を大きく動かす

転換

  • 自分の腕は自分の中心からずらさない。
  • 一歩入った時、自分の腕が自分の中心になるよう体を調整する。腕はつかまれた位置から動かさない(というか動かせないのを想定する)。
  • 転換はきっちり180度
  • 猫背にならないように
  • 一歩入りつつ小指を自分のほうに向ける(さらに言えば相手の腕の延長線に自分の小指が乗るように)
  • つかまれた腕は気にしない

横面打ち

転身の捌きは手を上下させる。大きく足動かす。

入り身の捌きは受けの肘に手刀を当てる。きちんと勢いが乗る前に捌く。振り上げと同時に入るくらいの気持ち。

諸手取り

腕を水平にして転換する方は、自分の腕が常に自分の中心になるようにして転換する。

振り上げて転換する方も正中線上で振り上げ、振り下ろし動作ができるように。また、振り上げと転換は同時。

諸手の振り上げて転換の捌きは、四方投げのみ引っ掛けて行う

立ち呼吸法

  • 片手取り立ち呼吸法: 正面で投げる
  • 交差取り立ち呼吸法: 相手を導いて投げる
  • 両手取り立ち呼吸法: 片手と同様
  • 諸手取り立ち呼吸法: 接点を活かして投げる
  • 後ろ両手取り立ち呼吸法: 接点を活かして投げる
  • 正面打ち立ち呼吸法: 正面打ちは振り切るつもりで打ち込む。表は相手をいなして投げる。裏は勢いが乗る前に止めて投げる
  • 横面打ち立ち呼吸法: 片手と同様
  • 突き立ち呼吸法: 捌きは腕を滑らせるようにして。

四方投げ

  • 脈部をつかんで極める。
  • 手は額の前で。
  • 投げる時は相手の手首をひねらずそのまま投げる。

  • 片手取り四方投げ: 二歩入って投げる

  • 交差取り四方投げ: 一歩で投げる
  • 両手取り四方投げ: (転身・そのまま・振り上げて転換)
  • 諸手取り四方投げ: (ひっかけて転身・振り上げて転換(諸手の転換の捌きは四方投げのみ引っ掛けて行う))
  • 肩取り面打ち四方投げ: 導いて転換
  • 後ろ両手取り四方投げ: 捌いたら掴んで投げる
  • 正面打ち四方投げ: 捌きは手刀で斬り下ろして行う。
  • 横面打ち四方投げ: (転身・入り身)入り身のほうは受けの腕を斬り下ろしてから脈部をつかむ。
  • 突き四方投げ:
  • 半身半立片手取り四方投げ: 表は相手に近い足から一歩入って転換。このとき、きちんと正座になる(膝を立てない)。その後1歩出して投げる(ただし身長差などの関係でそのまま投げることもある)。 裏は相手に遠い足から裏に入って転換。このときも正座。そして相手に近い足を一歩出して転換。ここも正座。そして一歩出して投げる(ここも出さなくてもいい)。 受けは足を動かさないで受ける。
  • 半身半立両手取り四方投げ: 表は相手に近い足から一歩出す。転回しつつ立ち上がったら四方投げ。裏は相手に遠い足から裏に一歩入る。そして転換しながら立って四方投げ。

一教

一教は四方投げと並んで特に重要な技。開祖も「一教と四方投げを見ればその人の実力がわかる」といったとかいってないとか(ソースが紛失した)。

  • 裏は受けの肘を下にさげるように体重をかける。
  • 最近になって植芝先生が「二教で取ったら持ち替えなくていい」という指導になったのでそれで行くこととする。昔は持ち帰るよう指導されていた。
  • 固めるときはかかとを揃える。また、お尻が浮かないように。
  • 歩数は2歩を目安に行う(身長差に合わせて3、4でも可)。足数が多いと見栄えもしないし勢いもつかないから。

  • 正面打ち一教: 基本。表も裏も斬り下ろしてからつかむ。表は相手が振り上げた瞬間に入って、勢いが乗る前に捌く。裏は勢いが乗っていてもさばける。

  • 横面打ち一教: 表は転身、裏は入り身で練習するが、どちらの捌きでも表裏できる。転身したら相手の腕を切り上げるようにして捌く。裏は相手の肘を抑えていない手で外から切り下ろす。
  • 突き一教: 転身で捌く。
  • 片手取り一教: 激ムズ。接点が1点しかないので捌きを丁寧に行う。裏は後ろ足を前足に引き寄せつつ当身してから一歩出す(継足)。その後二教で取って一教をかける。
  • 交差取り一教: 腕を切り上げて捌く。
  • 両手取り一教: 当身転身で捌く。
  • 諸手取り一教: (腕を切り上げて・振り上げて転換)振り上げ転換の受けは手を離さないように。
  • 肩取り一教
  • 肩取り面打ち一教
  • 後ろ両手取り一教
  • 後ろ両肩取り一教

入り身投げ

「すべての技は四方投げと入り身投げから派生している」といわれるくらい重要(これもソース紛失した)。

  • 肩口に引き寄せる
  • 首は最後までつかむ。
  • 手と足を同時に動かし、体で投げる
  • 入り身と転換はスムーズにつなげて行う
  • 崩しは相手を後ろへ引くように
  • 入り身したときの相手との間合いを適切に

  • 片手取り入り身投げ: (手を斬る・当身転身)

  • 交差取り入り身投げ: (導き・切り上げ)導く捌きは、受けは手をつかないで。
  • 両手取り入り身投げ: (当身転身・手を斬る)
  • 諸手取り入り身投げ: (切り上げ・水平転換・振り上げて転換)
  • 後ろ両手取り入り身投げ: (切り上げ・そのまま) そのままの方は「相手が両手をつかむ前に捌かないと使いものにならない」らしい。
  • 正面打ち入り身投げ: 打ち込みをきちんと振り切る
  • 横面打ち入り身投げ: (切り上げ・肘を押す・相手の表で転換) 三種目は一・二種目と同じように手を振り上げて投げる
  • 突き入り身投げ: (その場で・入り身して) その場のほうは肩口に引き寄せて投げる
  • 半身半立正面打ち入り身投げ: 受けは崩された時膝をつく。取りは投げる時は足を出さず腕だけで投げる。
  • 座技正面打ち入り身投げ: 受けは崩された時膝をつく。取りは投げる時腕だけで投げる。

二教

バリエーションが多い技。斎藤先生の書いた本には胸取り二教が8種類近く載ってたはず。

  • 二教を取って前進するとき(正面打ちを斬り下ろして掴んで前進するとき)、きちんと二教を極めて前進する。
  • 「二教を極める」というのは、手首の運動の二教のようにとったら手首を外旋する方向に力をかけること(裏の鎖骨に当てるやつを思い出してほしい)。この極めが甘いと前進しても意味がない。
  • 裏は鎖骨に相手の腕を当てて、受けの親指が取りの体から離れないように密着させる。また、このとき相手の手首のあたりをつかむ(肘極めのような感じで二の腕と二の腕が交差する感じ)。
  • 裏は受けの肘に手刀を当てる方法と、受けの手首あたりをつかむ方法がある。これは前者で始めて、後者に移行するのがいいと思う(夏合宿前には矯正する)。

  • 片手取り二教

  • 交差取り二教: 裏が特殊。
  • 両手取り二教
  • 諸手取り二教
  • 肩取り二教
  • 肩取り面打ち二教
  • 後ろ両手取り二教
  • 後ろ両肩取り二教
  • 正面打ち二教
  • 横面打ち二教
  • 突き二教

小手返し

小手を極める

これはそこまで取り方による違いはない。

  • 片手取り小手返し: (手を斬る・当身転身)
  • 交差取り小手返し: (そのまま掴まれてない手で掴んで)
  • 両手取り小手返し: (手を斬る・当身転身)
  • 諸手取り小手返し: (振り上げて転換(表裏)) 裏は転換の勢いで投げる。
  • 肩取り面打ち小手返し: 転換で導いて、使ってない手で相手の小手をつかむ
  • 後ろ両手取り小手返し: (表裏)
  • 正面打ち小手返し: (そのまま)
  • 横面打ち小手返し: (表裏)
  • 突き小手返し: (そのまま)
  • 半身半立正面打ち小手返し: 捌いて小手を掴んだら、前足の膝を軸にして足を180度開く。今度は後ろ足の膝を軸に180度開く。これで捌きは終わり。

回転投げ

  • 相手の裏三角に入る
  • 受けは勝手に手を離さない
  • 表は体で投げる。腕と足は同時に。相手の顔を蹴るように進む
  • 裏は転換の勢いで投げる。きちんと自分の足を相手の裏三角に一歩だしてから転換して投げる(裏三角に入れないと相手が受け身を取ったときにぶつかる)。

  • 片手取り内回転投げ: 相手とスレスレで入る。入り身のときは腕の力は抜いておく。切り落としは手首を巻き込む。

  • 片手取り外回転投げ: 手刀を使って相手を切り落とす。足はひたすらまっすぐ進める。
  • 両手取り回転投げ: 片手の内回転の要領で投げる。
  • 諸手取り回転投げ: 振り上げて転換して、相手の腕を巻き込むようにして捌く
  • 肩取り面打ち回転投げ: たぶんできる。
  • 後ろ両手取り回転投げ:
  • 正面打ち回転投げ: 打ち込みの勢いを利用して捌く。ただし受けは勢いそのままに前のめりにならないよう気をつける。打ち込みを一教のように交差させて止め、もう片方で斬り下ろしつつ受け止めた手で首を掴んで捌く。
  • 横面打ち回転投げ: メインは入り身して捌くもの。転身するバージョンも存在する。
  • 突き回転投げ: 入り身で捌いたら捌いた手でそのまま受けを崩す。

呼吸投げ

天秤投げは相手を吊り上げて投げる。身長差があるときは肘を攻める

  • 片手取り呼吸投げ(4つ): 螺旋で投げる。内回転は当身、一歩入って転回したらそのまま投げる。外回転は転換したらそのまま投げる。4種目は腕を返してつっぱらせて、肘をとったら返した腕を利用して投げる。
  • 交差取り呼吸投げ(天秤): 四方投げのように掴んで肘を極めて投げる。
  • 両手取り呼吸投げ(5つ): 1つ目、2つ目は前足の方の手を横、もう片方を立ててスペシウム光線にして転換。1つ目はそのまま前へ投げる。2つ目は相手の表へ入ってしゃがみこんで投げる(このとき正座になる)。3つ目は振り上げて転換して天秤。4つ目は前足の手を背中に、もう片方を振り上げて相手の表に一歩入って転回。その後振り上げた腕を振り下ろして投げる。5つ目は前足を引いて自分の上を通すように投げる。
  • 諸手取り呼吸投げ(3つ): 1つ目は転換投げ。2つ目は腕を平行に振って転換して、相手の表に入って両手つかんで投げる。3つ目は腕を振り上げて転換して天秤投げ。
  • 後ろ両手取り呼吸投げ(1つ): おもいきりしゃがんで投げる
  • 後ろ両肩取り呼吸投げ(1つ): 後ろ両手に同じ
  • 正面打ち呼吸投げ(天秤と1つ): 正面打ちを振り切る。一教のように接点作ったらそのまま投げる。
  • 横面打ち呼吸投げ(天秤と1つ): 脇の下に手をつっこんで投げる
  • 突き呼吸投げ(天秤)

隅落とし

裏三角に落とす

  • 片手取り隅落し: 裏は自分の腕を自分の中心から外れないようにして転換
  • 正面打ち隅落し: 四方投げの要領で捌く
  • 横面打ち隅落し: 四方投げの要領で捌く

天地投げ

両手取り天地投げ

肘極め

突き以外もあるけど突きしかやらない。

  • 突き肘極め: 突きを捌いたら、捌いた手で相手の手のひらから掴む。そのまま相手の腕を巻き込みつつ転換。そして足を90度前に出して相手と自分の体の位置を調節。腕のひねりが足りないと効かないので注意。

十字絡み

十字にからめて投げる。絡めながら投げるのが理想形。前足の方の手は、流し受け身でも飛び受けでも離さない。離すと頭から落ちるのでガチ危険

  • 諸手取り十字絡み: そのまま・腕水平転換がメイン。振り上げて転換もあるけどほぼやらない。
  • 後ろ両手取り十字絡み
  • 後ろ両肩取り十字絡み

腰投げ

  • 相手の腕をつっぱらせて投げる。受けは腕を脱力させる必要がある。
  • 足は揃える。半身で投げない珍しい技。
  • できるだけ腰を低くして投げる。
  • 相手の体と自分の体が直角になるように。
  • 身長差が25cm以上あるとかからない

  • 片手取り腰投げ

  • 両手取り腰投げ
  • 諸手取り腰投げ
  • 後ろ両手取り腰投げ
  • 後ろ両肩取り腰投げ
  • 正面打ち腰投げ
  • 横面打ち腰投げ
  • 突き腰投げ

合気落とし

  • 四方投げの要領で掴む。相手の腕を自分の肩にかけるとこまでは共通。
  • 表は立ち呼吸法でそらして足を持ち上げる。表は横受けの練習としても使える。
  • 裏は立ち呼吸法みたいなのでそのまま裏へ落とす。

  • 片手取り合気落とし: 一番カンタン。というか道場ではこれくらいしかやらない。

腕伸ばし

三教で掴んで、持ち替えたら引っ張って固める。詳細不明。

  • 突き腕伸ばし

袖投げ

突き以外でもできそう(片手で、入り身投げみたいに入ればいけそう)。

  • 突き袖投げ: 捌いたら袖を掴んでぐるんと投げる。

三教

  • 後ろ両手から教え始めることが多い気がする。
  • 初心者にかけると結構痛いらしいので、新歓で披露するときは気をつける。
  • 手首をまっすぐにして、まっすぐのまま回す。うまく効くと肘、肩が極まる。自分でも肘までは極めることができるのでたくさん練習するといい。
  • 受けの肘、肩を直角にする(ロボットダンスのポーズみたいな)。
  • 極めたらそのまま突き上げてやるとかなり効く。
  • 手の大きさも関わってくるので、手が小さい人が手の大きい人にかけるときなど研究するべし(手が大きい人は正直誰にでもかけられる)。
  • 表も三教を極めてないと当身にならないので疎かにしない。
  • 裏は三教を極めて、それが抜けないようにして受けの腕を振り下ろす。べらぼうに難しいので練習すべき。
  • 裏は三教をかける→振り下ろす方法から始めて、かけながら振り下ろすように変化させると良さげ。こうすると三教をかける意識がちゃんと身につく。

  • 後ろ両手取り三教:

  • 後ろ両肩取り三教:
  • 正面打ち三教
  • 横面打ち三教
  • 突き三教
  • 片手取り三教
  • 交差取り三教: 裏が特殊。まず掴まれてない腕で相手の小手を三教で取る。そしたら二歩で相手の裏へ入って転回する。転回しながら三教をかける。
  • 両手取り三教
  • 諸手取り三教
  • 肩取り三教
  • 肩取り面打ち三教

四教

  • バレーボール経験者には効かないらしい。今の現役にバレーボール経験者がいないので真相は不明。
  • 人によっては全く効かないことがある。
  • 表・裏で掛け方が違うのは相手を動かしたい方向が違うから(表は前へ、裏は相手を回したい)。それを念頭に置いて四教が解けないように固めるまで掛け続ける。

  • 片手取り四教

  • 交差取り四教
  • 両手取り四教
  • 諸手取り四教
  • 肩取り四教
  • 肩取り面打ち四教
  • 後ろ両手取り四教
  • 後ろ両肩取り四教
  • 正面打ち四教
  • 横面打ち四教
  • 突き四教

五教

  • 松浦先生(七段)とも話したが、「実際には相手の手が開くことなんてまずない」技。
  • 相手の親指のところを絞る感じで押す。

  • 正面打ち五教

  • 横面打ち五教

絡み二教

  • 片手取り絡み二教
  • 交差取り絡み二教
  • 両手取り絡み二教
  • 諸手取り絡み二教
  • 肩取り絡み二教
  • 肩取り面打ち絡み二教
  • 後ろ両手取り絡み二教
  • 後ろ両肩取り絡み二教
  • 正面打ち絡み二教
  • 横面打ち絡み二教
  • 突き絡み二教

一教投げ

正面打ちが多い。他の取り方もできる。

  • 正面打ち一教投げ

三教投げ

後ろ両手が多い気がする。交差はやりやすい。

  • 片手取り三教投げ
  • 交差取り三教投げ
  • 両手取り三教投げ
  • 諸手取り三教投げ
  • 肩取り三教投げ
  • 肩取り面打ち三教投げ
  • 後ろ両手取り三教投げ
  • 後ろ両肩取り三教投げ
  • 正面打ち三教投げ
  • 横面打ち三教投げ
  • 突き三教投げ

一教返し

偶数代は一教返し、奇数代は絡み投げと呼んでいたが、最近は奇数代も一教返しと呼んでいる。

  • 片手取り一教返し
  • 交差取り一教返し
  • 両手取り一教返し
  • 諸手取り一教返し
  • 肩取り一教返し
  • 肩取り面打ち一教返し
  • 後ろ両手取り一教返し
  • 後ろ両肩取り一教返し
  • 正面打ち一教返し
  • 横面打ち一教返し
  • 突き一教返し

推し師範を見つけよう

最近僕は「白川竜次先生」と「鈴木俊雄先生」を推しております。このお二方のことはどちらもYouTubeで見つけました。

ところで、合気道で有名な師範はどのように探せばよいのでしょうか?ここでは、いくつかのやり方をご紹介したいと思います。

# 1. 連盟の会長から探す
連盟の会長はその地域で名のしれた師範であるケースが多いです。

例えば北海道・東北地方でいえば

北海道合気道連盟会長 藤井 幸一 師範
青森県〃 田邊 孝美 師範
岩手県〃 日高 浩 師範
宮城県〃 白川 勝敏 師範
秋田県〃 横山 清一 師範
山形県〃 船越 光雄 師範
福島県〃 追分 拓哉 師範

白川勝敏先生は神武錬成塾の塾長です。そのご子息が白川竜次先生です。

# 2. 全日本のパンフから探す
全日本合気道演武大会の[2018年パンフレット](http://www.aikikai.or.jp/file/2018/shinkou.pdf)の師範演武から名前を知る方法もあります。全日本に師範演武として出ているということはある程度の基準になると思います。

師範演武・自由演武を見ると、やはり大きな道場の師範であるケースが多いです。今年は五十嵐先生、白川先生、菅沼先生ら名だたる師範が演武をされています。

# 3. YouTubeから探す
YouTubeから探すという手もあります。ただし、日本人はあまり動画を上げておらず、ほとんど外国人ですので、日本の師範を探すのにはあまり適さないかもしれません。

たくさん演武動画をみていると、そのうち初めて見る師範の演武がオススメに出てくるようになってきます。

有名なチャンネルとしては

* [Shinburenseijiyuku](http://www.aikikai.or.jp/file/2018/shinkou.pdf)
* [Mihaly Dobroka](https://www.youtube.com/channel/UCksUlSPmWMWgkqAobsoXRkQ)
* [GuillaumeErard.com](https://www.youtube.com/channel/UC_FEA412O-SgKP7QRlShVTg)

などがあります。他にも僕が個人的によく目にする師範をあげてみるとこんな感じになります。

* [Bruno Gonzalez先生](https://www.youtube.com/watch?v=rY61m9j4vg0)
* [Christian Tissier先生](https://www.youtube.com/watch?v=8yjp8YgHqB0)
* [岡本洋子師範](https://www.youtube.com/watch?v=_h6-71cwrcU)

# まとめ
合気道が好きで調べているうちに自然に大きい道場の名前、有名な師範については名前を覚えていくことになると思います。どんどん「推し師範」を語り合える人が増えてほしいですね。

いろんな受け身の練習

合気道には高度な受け身がいくつか存在します。今回はそれらの練習方法が載った動画を見つけたのでご紹介します。

側方回転受け身

「側方回転受け身」というのは、入り身投げなどで使う、「後ろを向いたままの前回りする」ような受け身です。使えると技のバリエーションが広がりそうなので動画をご紹介します。

https://youtu.be/FHWD1CKW4ik

こちらの動画では「8方向の回転受け身」として紹介されています。半身を横に向けて前回り、半身を後ろに向けて前回り(側方回転)、半身を横にして後ろに前回り、普通の前回り、それぞれ左半身と右半身で8方向のようです。

まずは半身を横にした前回り受け身を練習します。これができるようになったら側方回転に行きます。

横受け

横受けは「吹っ飛ばされるような入り身投げ」の際に使う受け身です。「後ろ落とし」とも言うようです(後ろ落とし受け身?)。

植芝充央先生が演武の最初によく行うので見てみてください。

横受けにはいくつか種類があるようです。今回は「Feather Back Breakfall」をご紹介します(羽のようにふわりとしたやり方です)。

https://youtu.be/VeFw4L7EnAs

https://youtu.be/fgv_SFQVQTo

https://www.youtube.com/watch?v=jKMux8t98f4

それぞれ異なる練習方法です。

飛び受け

飛び受けにもいくつかあります。羽のようにふわりと落ちる「フェザーフォール」と派手に回る「ブレイクフォール」、さらに前回りに近い形、側転に近い形と分けることができます。

https://youtu.be/eHp4pccs5rc

始めの段階での練習です。

https://youtu.be/cmAdzVTqCxc

こちらの動画はステップを分けて説明してあり、大変わかりやすいです。