ジャズを投げつけろ

合気道はじめたばかりの若輩者が日々学んだことをぶちまける日記

いろんな受け身の練習

合気道には高度な受け身がいくつか存在します。今回はそれらの練習方法が載った動画を見つけたのでご紹介します。

側方回転受け身

「側方回転受け身」というのは、入り身投げなどで使う、「後ろを向いたままの前回りする」ような受け身です。使えると技のバリエーションが広がりそうなので動画をご紹介します。

https://youtu.be/FHWD1CKW4ik

こちらの動画では「8方向の回転受け身」として紹介されています。半身を横に向けて前回り、半身を後ろに向けて前回り(側方回転)、半身を横にして後ろに前回り、普通の前回り、それぞれ左半身と右半身で8方向のようです。

まずは半身を横にした前回り受け身を練習します。これができるようになったら側方回転に行きます。

横受け

横受けは「吹っ飛ばされるような入り身投げ」の際に使う受け身です。「後ろ落とし」とも言うようです(後ろ落とし受け身?)。

植芝充央先生が演武の最初によく行うので見てみてください。

横受けにはいくつか種類があるようです。今回は「Feather Back Breakfall」をご紹介します(羽のようにふわりとしたやり方です)。

https://youtu.be/VeFw4L7EnAs

https://youtu.be/fgv_SFQVQTo

https://www.youtube.com/watch?v=jKMux8t98f4

それぞれ異なる練習方法です。

飛び受け

飛び受けにもいくつかあります。羽のようにふわりと落ちる「フェザーフォール」と派手に回る「ブレイクフォール」、さらに前回りに近い形、側転に近い形と分けることができます。

https://youtu.be/eHp4pccs5rc

始めの段階での練習です。

https://youtu.be/cmAdzVTqCxc

こちらの動画はステップを分けて説明してあり、大変わかりやすいです。

呼吸投げまとめ

巻き落とし(maki otoshi)

横面打ち巻き落としも存在します。術理はほぼ同じように思えますが、見た目はかなり異なるので「違う技を同じ名前で呼んでいる」パターンと思われます。

浮き落とし(uki otoshi)

後ろ切り落とし(ushiro kiri otoshi)

切り落とし(kiri otoshi)

肩引き落とし(kata hiki otoshi)

風車(kaza guruma)

入身投げ・入身腰(irimi nage and irimi goshi)

三教投げ(sankyo nage)

腕絡み投げ(ude garami nage)

二教肘返し外呼吸投げ

山嵐(yamaarashi)

胸取り二教(muna dori nikkyo)

肩取り首絞め(katatori kubi-shime)

両手取り天秤投げ(tenbin nage)

後ろ両手取り左右投げ(ushiro ryoute dori sayunage)

岩石落とし(ganseki otoshi)

首落とし(kubi otoshi)

首絞め投げ(kubi shime nage)

横面打ち天地投げ(Yokomen Uchi Tenchi Nage)

突き腕極め投げ(Tsuki udekime nage)

合気道の技一覧が載っているサイトを紹介

合気道の技がたくさん載っているサイトを見つけたのでご紹介します。どちらも英語なのですが、技名はローマ字になっているので十分理解できます。

1. 英語版wiki

Aikido techniques - Wikipedia

技の詳細がなく技名のみですが、YouTubeで検索すると動画がたくさん出てきます。「巻き落とし」などよく白川竜次先生がなさっている呼吸投げの技名がわかったり、かなり重宝します。

ドイツ語やフランス語、ポルトガル語などに翻訳されているにもかかわらず、なぜか日本語ページはありません。どなたかやっていただけませんかね。

2. Black Belt Wiki

List of Aikido Techniques with Instructions - Black Belt Wiki

こちらは技名だけでなく、動画も載っているのでとてもわかりやすいです。上のwikiにない技もあります。ただし、呼吸投げに関しては上のほうが多いです。

見つけ次第また追加していこうと思います。

三教投げ三種

今回は逆半身片手取り三教投げとします。右逆半身スタートです。

共通部分

3種すべてに共通の部分です。

  1. 継ぎ足で相手の右側面へ一歩入る。足を寄せた際に相手の顔へ当身を入れる。
  2. 相手の左手を自分の左手でつかみ、転換する
  3. 相手が起き上がってきたら三教を極めつつ自分の右へ腰を切って相手を釣り上げる

ここまでです。取りも受けも立っていて三教が極まった状態です。ここでは片手取り三教裏と同じやり方でしたが、三教表でも相手を立ち上がらせればそこからできます。

1手目

  1. 三教で相手を立たせる
  2. 三教を決めたまま前へ放り投げる

一番シンプルなものです。

2手目

  1. 立たせる
  2. 左手は握ったまま、右手を離し、相手の肘を右手刀で切り下す

受けは飛び受け、あるいは後ろ受け身となります。

3手目

  1. 立たせる
  2. 三教をそのまま極め続け、相手を自分の周りで一周させる
  3. 相手の肘が目の前に来るので左手で隅落しの要領で投げる

個人的には一番難しいと思います。

ちなみに、巻き落としへの変化を4手目とするやり方もあるようです。

特殊な技の動画を検索するテクニック

たとえば「腕挫二教(うでひしぎにきょう)」や「入り身落し」といった、現在の規範に存在しない技を知りたいときに使えるテクニックです。やり方はとても簡単で「ude hishigi nikkyo」や「irimi otoshi」のようにローマ字で検索するだけです。海外の方がコンテンツが充実しているのでこれで引っかかることが多々あります。

なぜ日本発祥の武道であるはずなのに海外の方がコンテンツが充実しているのでしょうか?このままで果たしていいのでしょうか?いいはずはありません。もっとインターネットを通じて幅広くコンテンツを展開させていくべきだと思います。私は今後もこのブログを通して合気道のコンテンツを発信していこうと思います。